世界一周航空券
とはなにか
こんにちは、ビジネスクラスの世界一周航空券の魅力を配信しています。Chiwaです。
世界一周航空券、あまり耳慣れない方も多いのではないでしょうか。
実はとってもお得に快適な世界一周を実現出来る、夢の詰まった航空券です。
今回は皆様にその世界一周航空券について、
まずは簡潔にご紹介させて頂きたいと思います。
世界一周航空券は、アライアンスが発券する航空券
アライアンスとは航空会社の連盟のことです。
日本ではANAがSTAR ALLIANCE(スターアライアンス)、
JALがONE WORLD(ワンワールド)というアライアンスに加盟しています。
アライアンスに加盟する航空会社の路線を選択して、
それぞれのアライアンスが定めた世界一周航空券のルールに則り、
私達が世界一周のルートを決定して航空券を購入・発行します。
どちらのアライアンスを選ぶべきか
アライアンス毎に世界一周航空券のルールや得意とするエリアが異なりますので、
そのルールやエリアが、自分にとって都合の良い方を選ぶのが得策です。
また普段頻繁に使う航空会社が決まっていれば、
その航空会社が加盟するアライアンスを選ぶことにより、
マイレージプログラム1のポイントが貯まるのでオススメです。
一目でスターアライアンスとワンワールドを比較👇️
スターアライアンス | 世界一周航空券ルール | ワンワールド |
マイル数制 | 旅行全体の制度 | マイル数制/大陸数制 |
39,000マイル | 最大マイル数 | 39,000マイル/大陸数制なら上限なし |
16区間 | 最大フライト区間 | 16区間 |
1年 | 有効期限 | 1年 |
エコノミーなら3日、それ以上は10日 | 最低必要日数 | なし |
¥491,375 | エコノミークラスの最低価格2 | ¥463,460 |
¥840,075 | ビジネスクラスの最低価格3 | ¥791,210 |
ヨーロッパ、東南アジア、アフリカ | 得意エリア4 | 北米、南米、オセアニア |
南米、中東、オセアニア | 苦手エリア5 | ヨーロッパ、アフリカ |
日時・便名変更:無料 ルート変更:US$125/回 | 予約後の日時・ルート変更 | 日時・便名変更:無料 ルート変更:US$125/回 |
最低2回 / 最高15回 | 最低/最高ストップオーバー回数6 | 最低2回 / 最高フライト回数範囲内 |
1回のみ | 同一都市のストップオーバー回数 | 制限なし(大陸数規定を超えなければ) |
AEGEAN Air Canada Air China Air India Air New Zealand 第19位 ANA 第3位 Asiana Airlines Australian Airlines Avianca Brussels Airlines Copa Airlines Croatia Airlines Egyptair Ethiopian Airlines EVA Air 第9位 LOT Polish Airlines Lufthansa SAS Shenzhen Airlines Singapore Airlines 第1位 South African Airways Swiss International Airlines 第12位 Air Portugal Thai Airways Turkish Airlines 第6位 United Airlines | 加盟航空会社 社名横の順位は、 2023年の 『The World Airlines Awards7』 の発表によるもの。 | Alaska Airlines American Airlines Brithsh Airways 第18位 Cathay Pacific 第8位 FinnAir Iberia 第14位 Japan Airlines 第5位 Malaysia Airlines Qantas Airways 第17位 Qatar Airways 第2位 Royal Air Maroc Royal Jordanian Srilankan Airlines Fiji Airways(connect)第15位 Oman Air(加盟予定) |
- マイレージプログラムとは、航空会社毎に用意するポイントプログラム。航空券を購入・使用したり、航空会社関連のサービスを利用することによってマイルとは別に計上される。これが規定の水準に達すると、マイレージプログラムの上級会員になることが出来、航空券の先行予約やアップグレード、ラウンジ利用権、優先搭乗・降機、手荷物優先返却、優先保安検査場など空港などで受けられるサービスの質が向上する。 ↩︎
- 2024年5月調べ。双方東京⇒ロサンゼルス⇒イスタンブール⇒シンガポールで移動した場合の計上。空港使用料や燃料費、諸税、為替状況により日々変動する。 ↩︎
- 2024年5月調べ。上記と同じ経路にて検索。旅行期間は航空券のルールに合わせて調整を行ったため、旅行日数は2の条件とは異なる。 ↩︎
- 主な運行拠点となる空港の所在地の偏りから個人的に判断したもの。 ↩︎
- 4と同様に運行拠点が少ないと個人的に判断した地域。 ↩︎
- ストップオーバーとは、日本語では「途中降機」の事。同一都市に飛行機を降りてから24時間以上滞在することを指し示す。 ↩︎
- 航空会社ランキング。世界中の利用者の満足度調査をもとに、スカイトラックス社が1999年より実施している調査。すべての調査費用を自社負担し公平・独立的評価を行っている。最終的に325社以上もの航空会社を総評している。 ↩︎
一言で世界一周航空券と言っても、アライアンス毎のユニークさがあって面白いですよね。
上記表の一番下の枠内にある「The World Airlines Awards」では、
総合評価だけでなく多面的評価があり、非常に見応えがあります。
価格面の安さ、スタッフのホスピタリティ、清潔感、機内エンタメ性の高さ、シートレベル毎の評価など、
きっと皆さんの関心を引くランキングがあるのではないでしょうか。
このランキングから、乗ってみたい航空会社を絞り込んで、
その航空会社が所属しているアライアンスの世界一周航空券を選ぶというのも、一つの選択肢かと思います。
頻繁に乗ることのない国際長距離線に乗るのであれば、より素敵な体験が得られる方が良いに決まっています。
世界一周航空券はどこで買える?
世界一周航空券はアライアンスに所属する航空会社のカウンターや、
アライアンスのホームページから購入できます👇️
【スターアライアンスの世界一周航空券購入ページ】 【ワンワールドの世界一周航空券購入ページ】
ルールとか難しそうだし、直接カウンターで相談できたほうが良いな、、、って考えている方。
残念なことに世界一周航空券の認知度はまだまだ低く、メジャーなものでは無いのが実情です。
旅行会社においても世界一周航空券の存在を知らないスタッフもいます。
ルールの全てを把握しているスタッフの方が稀かも知れません。
そのため、どの旅行会社においても滞りなく予約を完了して購入出来る訳では無いのです。
また、予約後に内容を変更したい場合にもやり取りが煩雑になることが予想されます。
各アライアンスのホームページでは分かりやすく世界一周航空券のルールを表記しています。
チャットボットや相談先も表示しているので、それらを利用しつつ、
航空券のシミュレーターを用いて利用可能なルートかどうかを検証することをオススメします。
実際にやってみれば、大袈裟に難しい内容ではないことが分かるかと思います。
日本から出発できる?
もちろん日本から出発出来ます。
先程の説明にもあったように、ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドに加盟しています。
東京や大阪からは問題なく出発することが出来るでしょう。
それ以外の空港からも出発できますが、国際線の長距離路線が出ている空港からの出発が無難です。
国内の移動で無駄に世界一周航空券の区間数を消費するのはオススメ出来ません。
一気に全部の旅程を組まなきゃいけない?
そうなんです。
世界一周航空券で利用する区間に関しては、全行程を決めて予約・購入しなければなりません。
ですが安心してください。
経路さえ決めて買ってしまえば、後から無料で何回でも日付・便名をずらす事が出来ます。
(予約を変更する各時点での為替や税率などの影響で微妙に差額が発生することもありますが基本的に手数料はかかりません。)
なので、想定する日時で予約出来ずとも経路をあらかじめ決めているのであれば
空席数に余裕があるうちに落ち着いて予約を完了することが出来るのです。
もともとの席数が少ないビジネスクラスやファーストクラスは、
ハイシーズンだと瞬く間に予約で埋まってしまいます。
その点この制度はかなり有益なものになるのではないでしょうか。
実際に私も購入後に3回ほど日付・便名を変更し、ほぼ全ての旅程でビジネスクラスの席を予約できました。
おわりに、、、
いかがでしたか?
今回は世界一周航空券について簡単にまとめた回になりました。
ご読了頂いた皆様ありがとうございます。
もし、「こんな情報がもっと知りたかった!」という内容がございましたら
どしどしコメント頂けますと幸いです。
どうかこのブログが皆様の次なる旅行のヒントとなりますように。
では、またお会いしましょう!Bye👋